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💬インタビューレポート

一般市民

懸念

法案の総論には賛成しつつも、警察・検察による司法プロセスへの不信感を背景に、調査権限の濫用やプライバシー侵害を懸念する一般的な関心を持つ市民。

回答日2026.10.30 17:07
インタビュー分量9 分 / 521 文字

💬主な意見

司法プロセスの信頼回復が先決

“人質司法や冤罪事件など司法プロセスへの不信感が解消されていない中で、新たな強い調査権限を導入するのは拙速だと感じている。

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運用の透明性・検証可能性の確保を求める

“国民がプライバシー侵害を受け入れられるだけの適正な運用か検証できるよう、個人が特定されない範囲で情報を可能な限り公開し、第三者が検証できる状態にすべきだと主張。

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個別被害防止よりも国民全体のプライバシーを優先すべき

“個別具体の犯罪被害を未然に防ぐことよりも、国民全体のプライバシーを守ることの方が重いと考えている。

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🎤すべての会話ログ

本日はお時間をいただきありがとうございます。本日は「犯人が連絡に使ったスマホなどから、被害を防ぐ情報を警察が得られるようにする法案」について、皆さまのお考えをお伺いしたいと思います。 早速ですが、今回の法案で、あなたが特に気になること、または意見を伝えたいことに、いちばん近いものを教えてください。

その他(自由記述)

ありがとうございます。どのような点について関心がありますか?具体的なキーワードを教えていただけますと幸いです。

総論で賛成ですが、各論、より具体的には警察と検察による司法プロセスへの不信感により、操作の一貫でスマホを操作するという名目で、この手法が濫用されないか不安になっています

ありがとうございます。総論では賛成しつつも、被害防止の名目で実質的に捜査目的に使われてしまうのではないか、という濫用への不安ということですね。この法案には「調べの権限は犯罪捜査のために認められたものと解してはならない」という規定が入っている一方で、有識者の提言では、きちんとした手続きを踏めば取得した情報を刑事手続(裁判など)で使うことも認められる、ともされています。 この点を踏まえて、具体的にはどのような場面で濫用が起きるのではないかと懸念されていますか?たとえば、被害防止を名目にしながら実質的に特定の事件の捜査情報を集めるために使われる、といったイメージでしょうか。

たとえ犯罪に使われたものでも、スマートフォンの中身の解析や利用には慎重であるべき、という立場からの意見です。

なるほど、犯罪に関わった端末であっても、中身を調べる行為そのものに慎重さが必要だというお考え、よく分かりました。手段の正当性そのものに対する懸念なのですね。 それでは少し視点を変えてお伺いします。詐欺や強盗の被害を防ぐことと、スマホの中のやり取りなどのプライバシーを守ることについて、あなたのお考えにいちばん近いものを教えてください。

プライバシーを守ることを重く見るべき

プライバシーを守ることを重く見るべき、というお考えなのですね。先ほどのスマホの中身を調べること自体への慎重な立場とも重なるかと思いますが、差し支えなければ、その理由を一言で教えていただけますか?

個別具体の被害を未然に防ぐことよりも国民全体のプライバシーの方が重いということです

そのお考え、よく分かりました。個別の被害防止よりも、国民全体のプライバシーという普遍的な価値を優先すべき、というご意見ですね。 それでは次に、この法案の歯止めの部分についてお伺いします。この法案には、事前に裁判官の許可を得ること、関係ない情報は消すこと、端末を使っていた人にあとで知らせること、公安委員会が正しく行われたかを確かめること、といった決まりがあります。こうした決まりで十分だと思うか、いちばん近いものを教えてください。

十分ではないと思う

十分ではないと思う、というお考えなのですね。具体的には、どのような点が足りないと感じられますか?

人質司法や冤罪事件など司法プロセスへの信頼性を回復した後にこのような手法へ取り組むべきで拙速だ

司法プロセス全体への信頼性がまだ十分に回復していない中で、新たな強い権限を導入するのは時期尚早だ、というお考えなのですね。根底にある不信感と、法案の具体的な歯止めの問題を結びつけてお話しいただき、よく分かりました。 次に、この点についてお伺いします。この法案には、実施した件数などを国会に報告したり、公表したりする決まりはありません。捜査のための通信の傍受では、政府が毎年、国会に報告しています。信頼のために、あとで振り返れる形で公表することが大切だという意見がある一方で、公表で犯人が対策をとれるようになると効き目が落ちるという意見もあります。この点について、いちばん近いものを教えてください。

国会への報告や公表を義務にするべき

国会への報告や公表を義務にするべき、というお考えですね。具体的には、どのようなことを報告・公表してほしいとお考えですか。たとえば実施した件数や、対象になった犯罪の種類などでしょうか。

国民がプライバシー侵害を受け入れるに値する運用が行われているか検証するため、公開できる情報は個人が特定できない範囲ですべて公開し、検証されうる状態にするべきだ

個人が特定できない範囲であっても、できる限りすべての情報を公開し、第三者が検証できる状態にすべき、というお考え、よく分かりました。徹底した透明性を求める姿勢が一貫していますね。 ここまで様々な角度からお話を伺ってきましたが、今回の法案について、全体としての評価にいちばん近いものを教えてください。

良くないと思う

「良くないと思う」というご評価なのですね。これまでのお話を踏まえると、司法プロセスへの不信感が解消されないまま強い調査権限が導入されることや、プライバシーより被害防止を優先する設計になっていることが、評価を左右されたポイントでしょうか。

はい、その通りです。被害を防ぐために人権を踏みにじるべきなのか、ある程度は許容されるとしてそれをどのように決めるのか、丁寧でないと感じます

被害防止という目的があっても、どこまで人権制約を許容するのかという合意形成のプロセス自体が丁寧さを欠いている、というご指摘、とても重く受け止めました。 最後に、この法案について、国会や政府に伝えたいことを一つ教えてください。

司法プロセスへの不信感をまず払拭するべきだ

司法プロセスへの不信感をまず払拭すべきだ、という明確なメッセージですね。もし仮に、人質司法の見直しなど司法プロセスへの信頼回復が実現した場合、この法案への評価は変わるとお考えですか?

一定の信頼回復を前提として、透明性検証性を担保し、議論が行われれば賛成する余地が生じると考えてます。いまはスタート地点に立ててません

信頼回復や透明性・検証性の担保といった前提が整えば賛成の余地もある、ということですね。現時点ではその土台がまだ整っていない、というご意見、しっかりと受け止めました。 本日は、司法プロセスへの不信感を起点に、プライバシーと被害防止のバランス、透明性のあり方まで、一貫した視点で貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

ここまでのインタビュー内容を踏まえ、レポート案を作成いたしました。内容をご確認いただき、よろしければそのまま完了とさせていただきます。修正がございましたらお知らせください。

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